はじめに
登山を始めてみたいけれど、「どんな装備を揃えればいいの?」と悩む方は多いと思います。
私も最初の頃はリュックひとつで挑み、山の中で不便さや危険を痛感しました。
今回は、これだけあれば安心!登山に欠かせない基本装備5つを初心者向けに解説します。
これを揃えるだけで、山の楽しみ方も安全性も大きく変わりますよ。
1. 登山靴
登山装備の中で最も重要なのが「靴」です。
スニーカーで登る人もいますが、滑りやすい岩場や急斜面では転倒や怪我のリスクが高まります。
登山靴は
足首をしっかり保護する ソール(靴底)が滑りにくい 長時間歩いても疲れにくい という特徴があります。
*最初の一足は「軽登山向けのミドルカット」を選ぶのがおすすめです。
2. リュック(バックパック)
山では飲み物や食料、防寒具などを持ち運ぶために必ず必要です。
街用リュックだと背負い心地や耐久性が不足するため、登山用を選びましょう。
目安としては
日帰り登山 → 20〜30リットル 1泊登山 → 30〜40リットル
背中にしっかりフィットし、腰ベルトで荷重を分散できるものを選ぶと快適です。
3. レインウェア
山の天気は変わりやすく、晴れていたのに突然の雨に遭うことも珍しくありません。
雨に濡れると体温が下がり、低体温症の危険にもつながります。
コンビニで売っているビニールカッパではなく、
透湿性(蒸れにくい)+防水性を兼ね備えた登山用レインウェアを選びましょう。
4. 水分と行動食
登山中は想像以上に汗をかきます。特に夏場は脱水症状のリスクも高まります。
必ず1〜2リットルの水分を持参し、こまめに補給しましょう。
また、行動食(ナッツ、チョコ、エネルギーバーなど)も重要です。
疲れたときに素早くエネルギーを補給でき、バテ防止につながります。
5. 地図とコンパス(または登山アプリ)
登山道は整備されている場所も多いですが、分岐で迷うこともあります。
紙の地図とコンパスを持ち歩くことは基本ですが、最近はスマホアプリ(YAMAPやヤマレコ)が便利です。
ただし、山では電波が入らないことも多いので、紙の地図を必ず併用するのがおすすめです。
まとめ
初心者がまず揃えるべき基本装備は以下の5つです。
登山靴 リュック レインウェア 水分と行動食 地図とコンパス(登山アプリ)
この5つを揃えるだけで、安全性も快適さも大きく変わります。
最初から高額なギアを揃える必要はありません。
「自分の体を守る道具」から優先して準備することが、登山を長く楽しむコツです。