Zpacksとは?
アメリカ発のアウトドアブランド Zpacks(ジィーパックス) は、ウルトラライト(UL)志向のハイカーやロングトレイル歩きに挑戦する人たちから絶大な支持を得ています。
最大の特徴は、とにかく軽くて耐久性に優れたギアを生み出していること。特にDCF(ダイニーマ・コンポジット・ファブリック)という防水性と軽さを兼ね備えた素材を積極的に採用しており、「荷物を少しでも軽くしたい」という人にとって理想的なブランドです。
私自身、登山やハイキングをしていて「もっと荷物を軽くできないか?」と考えることがよくあります。Zpacksのギアは、そんな悩みを解決してくれる選択肢のひとつと言えるでしょう。
おすすめバックパック
① Arc Haul Ultra

Zpacksのフレーム付き超軽量バックパック。スルーハイクや長期縦走におすすめ。
容量は40L、50L、60L、70L
重量は順に602g、613g、624g、635g
特徴:フレーム付きで耐久性があるUltra素材採用。
一般的な登山用ザックが1.5〜2kgほどあるのに比べて、Arc Haul Ultraはその半分以下。長期縦走やテント泊でも活躍する「ULザックの完成形」とも呼ばれています。
② Nero 38L

Zpacksの超軽量定番バックパック。1〜3泊程度の軽量ハイク向けのシンプルなバックパック。
容量:38L
重量:316g
特徴:ポケットを含めたシンプル設計で、ULギアに慣れた人向け
テント泊や短期縦走ではこれで十分です。カリカリとはいかないまでもUL装備の方ならNeroがおすすめです。筆者はこのモデルを使用。
③Sub-Nero 30L

容量:30L
重量:289g
特徴:Nero 38Lよりも少し小ぶりな30Lバックパック。とにかく軽く、必要最低限の荷物だけを持って歩きたい人におすすめ。カリカリなUL装備でのファストハイクや夏山の日帰りで使うのにピッタリです。
おすすめテント
④Plex Solo tent

ULハイカーの憧れとも言えるソロテント。
重量:332g
設営:トレッキングポールを使って自立させるタイプ
特徴:驚異的な軽さと防水性
300g台という数字は、普通のテントと比べると桁違いの軽さです。もちろん価格は高めですが、「長距離を歩くからこそ少しでも軽くしたい」というニーズに応えてくれるアイテムです。
⑤Duplex tent

PCT(パシフィック・クレスト・トレイル)など海外のロングトレイルでも使用者が多い二人用テント。
重量:約540g
特徴:2人用ながら500g台という超軽量設計
快適性:広さを確保しつつ軽さも維持
ソロで広々使うもよし、パートナーと一緒に使うもよし。長期縦走のベースとなる人気モデルです。
⑥Altaplex tent

重量: 440g
特徴:高さがあるため広々と使えるソロテント。
快適性: plex solo tentよりも天井が高く、居住性が良いです。
「小柄なULテントだと窮屈」という背の高い方に特におすすめ。快適性を重視したいソロハイカー向けの一張りです。
おすすめアクセサリー
⑦Lotus UL Umbrella

重量:約193g
特徴:登山用に設計された軽量傘。日差し除け・雨よけの両方で活躍。
手に持つだけでなく、ザックに固定して「ハンズフリーで日傘/雨傘」として使えるのが魅力。夏のロングハイクに最適です。
Zpacksを選ぶときの注意点
価格が高い → 軽さ・性能に見合う投資が必要
取り扱い店舗が少ない → 基本的には公式通販か海外輸入
日本での取り扱いショップ
- MoonlightGear

- Hinata Store
- Yellowknife Outdoors Shop
- 山の道具屋 / Lunettes
耐久性は高いが薄手素材 → ラフな使い方には不向き
初心者の場合は、まず国内ブランドのUL装備で試してみてからZpacksにステップアップするのもおすすめです。
まとめ
Zpacksは、軽量化を追求する登山者にとって夢のようなブランドです。
今回紹介した6つのアイテムは、いずれも軽さと機能性を兼ね備えた名品ぞろい。
「荷物を軽くしてもっと自由に歩きたい!」と思ったら、ぜひチェックしてみてください。